研究・分析
愛知県立半田高等学校2年生のWさんから、KM10加圧実験水槽の利用についてご相談をいただきました。
Wさんは日本財団の海と日本PROJECT「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」の3期生でもあり、同財団の助成を受け実施される「マリンチャレンジプログラム」での採択を目指し、研究に取り組んでいます。

Wさん製作のミツクリザメの透明骨格標本
Wさんは水圧に耐える・適応する深海生物の体形や構造を研究テーマに設定しており、この研究を進める上で必須のツールとして当社のKM10加圧実験水槽をご利用いただきました。
深海魚の一種である「キホウボウ」を観察していた際、頭側の断面は台形、尾側の断面は八角形をしていることに気付き、体形や構造の違いが耐水圧にどのように影響するのか調べるきっかけとなりました。

深海魚の体の断面構造を模したモデル

モデルを水槽で加圧し、変化を観察します

変化の様子を記録するため、慎重にカメラをセッティング

加圧時の変化を撮影した様子
深海魚の体の断面を模した円、楕円、八角形、台形等のモデルは3Dプリンターで製作され、さらに、これらのモデルが水圧で変形する様子を観察できるようにアクリル板で挟むなど、実験方法もよく工夫されていました。
当社へお越しいただく前に、メールなどで入念に事前打ち合わせを行っていたため、計画通りに実験を進めていただくことができました。これから実験で得られたデータを解析され、8月8日に予定されている成果発表に臨まれます。
当社は未来の海洋人材である生徒・学生のみなさまを応援します。課題研究などでお困りごとがある際は、ぜひ「お問い合わせ」よりご連絡ください。
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