「ちきゅう」 協力:JAMSTEC

底質調査

底質調査は、海底地形、海底下構造、海底地盤、海底資源量、海底堆積物・岩石採取の調査が含まれ、地球環境変動研究、海底プレート・地震研究等の調査、海洋構造物等の事前調査として実施されます。
例えば、地震の研究では、海底下構造の把握、地震発生前後の海底地形の変化などを現地調査によるデータ取得や堆積物採取で詳細に確認します。また、海底堆積物を分析することで、過去の地球環境や海洋環境の変遷を読み解くことが出来るようになります。さらに日本の周辺海域では、海底下の資源が注目されるようになっており、近年では海底熱水鉱床、メタンハイドレート、レアアース泥などの調査として、底質調査を実施しています。

分野を問わず様々な底質調査に対応いたします

ご相談をお受けしてから、サービス実施に向けた調査機器の準備や傭船等の調整業務、
実際の船上でのサービス、陸上に帰ってきてからの各種分析サービスから、
調査レポートの提出まで、丁寧に対応させていただきます。

このサービスで得られること

底質調査に関するコンサルティング

国内外の様々な船舶を用いた海洋底探査および底質調査に携わり、それらにより培った技術や経験に基づき、皆様のご要望にお応えいたします。

海底地形等の調査データ

マルチナロービームやサイドスキャンソナーなどを用いた海底地形調査を実施し、品質管理したデータを提供いたします。

底質試料

採取した試料について、ご要望に応じて船上で適切な処理を行い、品質を維持した状態で提供いたします。

各種計測・分析データ

採取した底質試料について、非破壊計測、物性計測、密度測定、元素組成分析、微量元素分析ならびに同位体比分析等を陸上の実験施設で実施します。また、取得したデータは品質管理した上で提供いたします。

サービス概要

  • 海底地形調査

    「なつしま」 協力:JAMSTEC

    海底地形調査

    沿岸から遠洋まで海底地形調査を実施

    調査対象海域における海底地形や地質構造について、 船舶や曳航体搭載のマルチナロービームやサイドスキャンソナーなどを用いて、地形データを取得いたします。それらのデータを用いて、海底地形の可視化や解析業務を実施いたします。また、それらの情報から採泥や岩石採取に適した位置をご提案いたします。

  • 底質試料採取

    底質試料採取

    目的に応じた機器を選択し、船上での試料採取を実施

    表層堆積物、柱状堆積物、岩石など、ご要望に応じた試料を採取いたします。
    当社では、例えばピストンコアラー、マルチプルコアラー、ボックスコアラーおよびドレッジなどの底質調査機器の取り扱いが可能です。

  • コア試料や岩石試料の処理

    「ちきゅう」 協力:JAMSTEC

    コア試料や岩石試料の処理

    ご要望に応じた試料処理と保管

    船上において、試料の分割や半裁、間隙水の抽出、写真撮影、
    分析用のサブサンプリングなど、適切な試料処理を実施いたします。
    また、試料の保管のためのパッキングや管理用のラベリングなど、丁寧に対応いたします。

  • 各種計測、化学分析

    高知コア研究所 協力:JAMSTEC

    各種計測、化学分析

    船上、または陸上において、様々な計測・分析項目に対応

    以下の計測・分析項目に対応いたします。
    ・間隙水のpH、アルカリ度、陰イオン
    ・X線CTスキャナー、マルチセンサーコアロガーによる非破壊計測
    ・薄片製作や試料の写真撮影
    ・密度測定や分光測色などの物性計測
    ・元素・鉱物組成分析(XRD、XRF、ICP-OES、ICP-MS等)
    ・同位体比測定(鉛、ストロンチウム、ネオジム、酸素)、
    ・微化石分析(有孔虫、放散虫、珪藻、石灰質ナノ化石、花粉)
    ・粒度分析、火山灰・重鉱物分析

  • 海域調整、許認可対応

    海域調整、許認可対応

    海域調整や各省庁への許認可申請の諸手続きを代行いたします。

    調査海域によっては、漁業関係者への調査説明、調査日程調整、警戒船の手配、関係省庁や自治体への海上作業に関連する届け出が必要となります。当社では、これら諸手続きの代行サービスを実施します。

関連製品

  • ピストンコアラー

    海底の堆積物を海底表面から深さ方向に柱状の状態で採取する採泥器です。一般的にパイプの長さが4mから20m、パイプの内径が78㎜、80㎜があります。
    当社ではご要望の仕様に応じてピストンコアラーを製作販売しております。

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  • 柱状採泥器

    海底表層の堆積物を乱すことなく採取するための採泥器です。主にROVで採取することを目的に設計しておりますが、浅い沿岸域では潜水による採取も可能です。

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  • 北里式押出器

    柱状採泥器で採取した堆積物試料を立てた状態のまま、5㎜~数10㎝単位で切断(輪切り)するための道具です。ヘッド部分はご要望の直径で製作可能ですので、お手持ちの採泥器に合わせた製作も可能です。

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  • コア保管ケース

    ピストンコアラーなどで採取した試料を半割した状態で保管するケースです。柱状堆積物の直径によって、大小2種類の保管ケースを販売しております。

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ソリューション

再生可能エネルギー

洋上風力発電

洋上風力発電事業では、発電設備の設置場所選定に不可欠な予定海域の気象や海象の調査や、発電設備の設置に必要となる環境調査が実施されています。
当社は海洋調査や海洋底探査での豊富な経験がございます。調査におけるコンサルティングをはじめ、効果的かつ精密な調査サービスや品質管理された調査データを提供いたします。

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海底資源

海底鉱物資源

深海底に存在するマンガン団塊は、直径が2~10cm程度の球形をした鉱物で、米国ハワイ沖やインド洋などの水深4,000m~6,000mの海底の堆積物に半埋没した状態で分布しています。コバルトリッチクラストは北西太平洋域に点在する海山の水深約1,000m~2,500mの山頂部から斜面にかけての岩石に厚さ5~20㎝程度で覆ったような形状で分布しています。
これらは古くから海底鉱物資源として注目されてきました。近年、日本の排他的経済水域内にある深海の泥質堆積物に高濃度のレアアースが含まれることが注目され、新しい鉱物資源としての可能性が報告されています。
当社は国内外の様々な船舶で海底地形、採泥、掘削調査に関わってきており、これらの採取から適切な試料処理、物性計測、化学分析ならびに陸上での保管・管理に係わるサービスを提供いたします。

海底鉱物資源詳細ページへ

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