「海を知る」「地球を知る」ブログ

海と地球の科学技術コンサルタント

2022.07.22

世田谷区立教育総合センターでのワークショップ(STEAM教育講座)開催

 当社では深海の水圧環境を再現できる「KM10加圧実験水槽(MW-KMP-10)」を製作販売しておりますが、本装置を使った「海」の魅力を伝えるアウトリーチ活動を様々なイベントや学校教育機関、科学館・水族館・博物館といった場所で実施しております。この度、東京都の世田谷区立教育総合センターで、ワークショップ(STEAM教育講座)の実施の機会を頂きました。世田谷区立教育総合センターは令和3年12月に開設され、令和4年より各教科の知識や考え方を統合的に活用して課題の解決をめざすSTEAM教育(科学、技術、工学、芸術、数学)の講座が本格的に開催され、学校では体験できないような様々な実験教室やプログラミング等の講座が実施されています。

世田谷区立教育総合センターのHP
https://www.kyoikucenter-setagaya.jp/

世田谷区立教育総合センター(左)とセンター1階の「らぼラボ」

 当日はセンター1階の「らぼラボ」に「KM10加圧実験水槽」を持ち込み、「実験!深海の水圧を見てみよう」というワークショップを午前、午後の各1回の計2回実施いたしました。各回とも小学3年生~6年生の学年の24名を定員として参加者を募集したところ、160名を超える応募だったとのことで、厳正なる抽選で参加者が選ばれたそうです。

発泡カップを6個同時に加圧している様子

 45分の講義時間の中、4つの加圧実験とクイズ形式による海の話題で講義は時間一杯となりましたが、参加した子供達は加圧実験の様子に目を輝かせており、子供たちが記載したアンケートでは、概ね楽しんでもらえた様子がうかがえました。海に関する教育の機会が少ない中、子供達にこのようなワークショップに参加してもらい、少しでも海に興味を持ってもらえればと思いながら実施しておりますが、今回のような子供たちの反響を見ますと開催して良かったなと感じております。
ワークショップ終了後に取材に来られていた「エフエム世田谷」様のツイッターにも今回のワークショップについて掲載いただいております。

エフエム世田谷 ツイッター
@fmsetagaya #世田谷通信 STEAM教育講座