「海を知る」「地球を知る」ブログ

海と地球の科学技術コンサルタント

2021.12.16

藻場再生の第一歩

 今日は、NPO法人海プラスSOU(以下、海プラスSOU)が主催するアマモの種蒔きに参加してきました。(アマモ:イネ科の海草で、その群生地は魚の産卵床や生育場所として大切な役割を担っています)
 海プラスSOUは、静岡県沼津市西浦地区で水辺の環境保全活動を行い、海草藻類の育成等や環境学習レクリエーションの機会の提供を通じて、人間と自然の調和のとれた社会の実現に寄与することを目的としている団体です。以前より当社の従業員がその活動に参加していたことから、会社としても賛同することとし、今年度から賛助会員として活動に参加しております。

https://umiplussou.net/
https://www.facebook.com/umiplussou.2018/

 当日の活動は、アマモマットという種床を作り、それを潜水作業で設置してきました。当社は水中ドローンを投入し、水中作業の撮影を行ってきました。
 帰路につく際には、アマモの種をいれたペットボトルを預かりましたので、会社でアマモの成長観察を続け、次回のアマモ観察では水中撮影だけではなく、様々な活動を継続的に協力したいと考えています。

アマモマットの準備

水中ドローンの投入

水中ドローンの潜航の様子

アマモの種付けの様子

当日は船上から富士山がよく見えました