2022.06.18

神奈川県立海洋科学高等学校のアマモ植栽活動への協力

 近年、藻場再生活動が全国各地で行われています。このことは、全国的に藻場の衰退や消滅が発生しており、藻場生態系の崩壊による漁場の変化や漁獲量の減少に由来します。藻場の衰退や消滅は、埋め立てなどによる海洋環境の変化、化学物質の流入、自然災害などさまざまな要因が考えられています。
 今回、横須賀市の神奈川県立海洋科学高等学校(以下、海洋科学高校)が、横須賀市の佐島漁港内で藻場再生を目的に行うアマモ植栽活動をご紹介します。
 6月18日に海洋科学高校の先生と生徒の皆さん、一般社団法人横須賀西部水産振興事業団様、株式会社YAMARIA様、日本釣振興会様、大楠漁業協同組合様と弊社が集合し、海洋科学高校で約50~100cmほどまで栽培されたアマモの葉鞘及び分枝の数約200本以上を生徒の皆さんが主体となって、10m2ほどの区画に複数条件で植栽しました。
 昨年度の植栽ではアマモが数週間で消滅していたため、一般社団法人横須賀西部水産振興事業団様より、今回はアマモ植栽後の経過観察を依頼されており、弊社水中タイムラプスカメラを使用することとしました。植栽が完了したところで、海洋科学高校様が検討した植栽条件の経過が撮影できるように、水中タイムラプスカメラの角度、距離を慎重に決めて設置し、撮影を開始しました。昨年度同様にアマモが消滅するようであれば、今回の水中タイムラプスカメラの撮影画像からその原因を確認したいとの考えです。
 当日は雨がちらつく中、参加された皆様の協力で作業は3時間程で無事終了しました。参加者の皆様、大変お疲れさまでした。
 2週間後に水中タイムラプスカメラを揚収する予定ですが、植栽したアマモ群が無事に根を伸ばし固着することを期待して、ここからアマモが繁茂することを祈っております。

アマモを植栽する海洋科学高校の先生と生徒達

設置した水中タイムラプスカメラ