共著論文「Nature」掲載のお知らせ

この度、弊社職員が共著者として執筆した以下の論文が、英科学誌「Nature」オンライン版に1月16日(日本時間)に掲載されました。

深海堆積物から培養することに世界で初めて成功した真核生物誕生の鍵を握るとされているアスガルド上門に属するアーキアの分離・培養に関する内容で、先行してプレプリントサーバーbioRχivで公開された本論文は、サイエンス誌2019ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー (2019年における最も革新的であった科学ニュース10件) の1つに選ばれております。

 

論文タイトル:Isolation of an archaeon at the prokaryote-eukaryote interface
(原核生物と真核生物の境界に位置するアーキアの分離)

 

著者:井町寛之1*、Masaru K. Nobu (延優)2,1*、中原望1,2,3、諸野祐樹1、小河原美幸1、高木善弘1、高野淑識4、植松勝之5、生田哲朗6、伊藤元雄1、松井洋平4、宮崎征行1、村田和義7、齋藤由美1、酒井早苗1、Chihong Song (宋致宖)7、田角栄二1、山中結子1、山口隆司3、鎌形洋一2、玉木秀幸2、高井研1,8

所属:1. 海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門、2. 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門、3. 長岡技術科学大学 環境社会基盤工学専攻、4. 海洋研究開発機構 海洋機能利用部門、5. 株式会社マリン・ワーク・ジャパン、6. 海洋研究開発機構 地球環境部門、7. 自然研究科学機構 生理学研究所、8. 自然研究科学機構 生命創成探究センター

*両著者はこの研究に同等に貢献しています。

 

この研究成果は国立研究開発法人海洋研究開発機構からもプレスリリースとして発表されました。詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20200116/

 

本研究において弊社は培養に成功したアーキアの電子顕微鏡 (クライオTEM観察は除く) による詳細観察を担当し、アーキアの細胞構造や形態を明らかにすることに貢献しました。
これからも「海を知る」、「地球を知る」ための諸活動を通して社会に貢献してまいります。