2022.02.07

よこすか海の市民会議との活動

 本社に程近い横須賀市浦郷町の横須賀市リサイクルプラザ(通称アイクル)のすぐ脇に、実は東京湾の浚渫残土を利用した造成浅場があることを知っている方は少ないのではないでしょうか。この造成浅場の環境調査を以前実施した「よこすか海の市民会議/よこすか海遊クラブ」(https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4110/katsudou/umi.html)では、今年から横須賀市と共に<海に森をつくろうよ!PROJECT> を新たに開始し、その一環として造成浅場にアマモを移植するという試みを始めました。移植するアマモは私たちがビーチクリーニングを行っている走水海岸の近くから採取されたとのことです。

造成浅場の案内

 横須賀市の海岸だけではなく、全国至る所でいわゆる磯焼けが発生し、浅海の生態系を育む上で重要な役割を有する”アマモ場”が見られなくなってきていることは、皆さん報道等でご存じの通りです。<海に森をつくろうよ!PROJECT>は文字通り三浦半島周辺海岸のアマモ場再生を目的とした取り組みであり、その趣旨に賛同する当社としては、今後、よこすか海の市民会議の活動を可能な範囲でサポートしていきたいと考えています。

 2月の初旬、活動の第一弾として、移植したアマモの様子を水中ドローンを使って撮影してきました。特に問題なさそうでした。

水中ドローンで撮影したアマモの様子

 アマモ場の再生は、政府が掲げている「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」という側面でも脚光を浴びています。具体的には「ブルーカーボン・オフセット制度」と呼ばれるものなのですが、詳しくは以下に示す国土交通省の資料を参照ください。横浜港における取り組みが簡単に紹介されています。
https://www1.mlit.go.jp:8088/report/press/content/001391079.pdf
 なお、本社が位置する横須賀市においてもカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの1つとして、ブルーカーボンは着目されています。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0520/web-kouhou/2021/06/4.html

 2021.12.16の記事でも藻場再生について紹介していますが、県内外のこういった取り組みに対して協力することは企業の社会的責務の1つであると考えています。2月19日には、同じく横須賀市浦郷町の深浦湾で行われた「2022 深浦わかめ祭り」に参加してきました。

成長したワカメを海から引き揚げる様子

船で持ち帰ったワカメを陸揚げしている様子

 ワカメやノリといった大型海藻類もブルーカーボンを考える上では重要なのですが、海産物としては食害被害も顕著な問題であると聞いています。対策について、地元の方々と一緒に取り組んでいきます。